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コラム

新馬戦の予想のポイントは?騎手や調教師、血統などのデータを分析!

新馬戦の予想のポイントは?騎手や調教師、血統などのデータを分析!

新馬戦の予想のポイントは?騎手や調教師、血統などのデータを分析!

新馬戦の予想って難しいですよね...
過去のレース実績がないため、何を基準に予想すればいいか迷う方も多いのではないでしょうか。

ということで今回は、新馬戦の予想のポイントをさまざまな切り口で考えてみたいと思います!

データの定義

本題に入る前に、まずはデータの定義について。

今回は2022年1月〜2025年10月までに行われた新馬戦(レース数:1,126回)を対象として分析していきます。

※JRAのレース結果を集計した独自のデータベースで集計しています

新馬戦は荒れるのか?

まずは新馬戦の配当傾向を確認してみましょう。

レースを新馬戦と新馬戦以外に区別して、配当の中央値を比較してみました。
なお同着の場合は配当の計算がややこしくなるので、この対象からは除外しています。

新馬戦新馬戦以外
レース数1,12112,059
単勝 中央値440円450円
馬連 中央値1,570円1,740円
三連複 中央値4,310円4,730円
三連単 中央値21,320円24,700円

結果を見ると、新馬戦の配当は他のクラスのレースより若干低いことがわかります。
予想が難しいイメージがある新馬戦ですが、思ったほど荒れないんですね🧐

では、全体の傾向が見えてきたところで、いくつかの観点に分けて分析してみます。

新馬戦の騎手成績は?

最初に騎手別の新馬戦成績を見てみましょう。

騎手出走数1着2着3着勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率平均人気平均着順人気中央値着順中央値
1C.ルメール28376663226.9%50.2%61.5%65.6%83.6%1.93.912
2松山弘平36360454016.5%28.9%39.9%101.2%82.7%4.15.435
3戸崎圭太31757423218.0%31.2%41.3%70.7%70.0%3.45.534
4川田将雅17949321827.4%45.3%55.3%74.2%74.0%1.93.913
5坂井瑠星28844263115.3%24.3%35.1%74.1%59.5%4.05.835
6横山武史28942384114.5%27.7%41.9%85.7%80.9%3.95.535
7岩田望来27034343512.6%25.2%38.1%72.7%97.2%4.55.745
8武豊20129222614.4%25.4%38.3%68.0%66.2%3.55.635
9津村明秀24326182910.7%18.1%30.0%142.3%89.5%6.16.165
10北村友一1352581918.5%24.4%38.5%128.4%80.8%5.15.545

※期間内で50回以上騎乗した騎手を対象

勝率のTOPは川田騎手27.4%、連対率・複勝率のTOPはルメール騎手で、それぞれ50.2%61.5%
そしてなんと平均人気はどちらも1.9倍
2倍台の騎手が1人もいないことからも、この2人に人気が集中する傾向が見て取れます。
成績は優秀ではありますが、その分人気している印象で、回収率で見ると70%〜80%という結果でした。

個人的に注目したいのは津村騎手鮫島駿騎手
どちらも200回以上騎乗して回収率100%を超えていることはもちろん、人気中央値を着順中央値が上回っているのがいいですね。
一般的に上位人気に支持されやすい騎手は人気より着順を落とすケースが多いのですが、その中でもしっかり走らせているのは買いポイントだと思います。

ちなみに、ベテラン騎手はポツn教育騎乗ばかりで買えない!みたいなことを書かれがちですが、武豊騎手にしても横山典騎手にしても成績はそこまで悪くありません。(擁護)

新馬戦の調教師成績は?

では続いて調教師別でもみてみましょう。

調教師出走数1着2着3着勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率平均人気平均着順人気中央値着順中央値
1矢作芳人1142913825.4%36.8%43.9%138.5%75.1%3.95.034
2木村哲也7525111133.3%48.0%62.7%83.6%91.6%2.23.423
3杉山晴紀10825141023.1%36.1%45.4%126.4%85.7%3.84.534
4高野友和83237527.7%36.1%42.2%283.1%133.9%4.25.545
5中内田充正702218931.4%57.1%70.0%83.9%96.1%1.93.322
6須貝尚介8720131023.0%37.9%49.4%89.7%80.5%3.54.824
7堀宣行491913338.8%65.3%71.4%101.2%105.7%2.13.122
8藤原英昭791811222.8%36.7%39.2%92.0%58.6%3.15.224
9国枝栄911814819.8%35.2%44.0%67.3%77.9%3.34.824
10林徹71168822.5%33.8%45.1%115.8%83.7%4.65.334

※期間内で30回以上出走させた調教師を対象

複勝率70%以上の調教師から、馬券内があるかないかといった調教師まで、かなり成績が分かれそうですね。

勝ち数TOPは矢作先生29勝と頭ひとつ抜けています。

そして何より堀先生の成績ヤバいですね...
勝率・連対率・複勝率いずれもTOPで、単勝回収率・複勝回収率ともに100%を超えています

新馬戦は予想なんていらないです🤦‍♂️堀厩舎の馬を買いましょう。

新馬戦の種牡馬成績は?

さらに種牡馬別でもみてみましょう。

種牡馬出走数1着2着3着勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率平均人気平均着順人気中央値着順中央値
1エピファネイア39567535217.0%30.4%43.5%86.5%104.6%4.85.144
2キズナ34654433315.6%28.0%37.6%87.1%74.2%4.95.845
3モーリス31240224212.8%19.9%33.3%115.5%92.2%5.46.155
4ロードカナロア33535373110.4%21.5%30.7%37.9%49.5%4.26.937
5ドゥラメンテ24732322413.0%25.9%35.6%58.6%75.2%4.66.245
6キタサンブラック20429301714.2%28.9%37.3%59.5%86.3%4.86.145
7ヘニーヒューズ16526112115.8%22.4%35.2%101.5%71.9%5.16.445
8リアルスティール25126312210.4%22.7%31.5%143.5%104.0%6.56.566
9シルバーステート2562419289.4%16.8%27.7%88.8%69.5%6.97.066
10ハービンジャー21822201810.1%19.3%27.5%104.5%77.4%7.26.876

※期間内で50回以上出走した種牡馬を対象

出走頭数が多いこともありますが、1着数〜3着数のTOPはいずれもエピファネイア。回収率も優秀ですね。

そして勝率のTOPは、そのエピファネイア(17%)やナダル(18.9%)を抑えてなんとグレーターロンドン(19%)。
出走数は58と比較的少ないですが、11勝を挙げており、回収率も100%を超えています

仕上がりが早いみたいな特徴があるんですかね?🧐
ぜひ新馬戦のグレーターロンドン産駒は注目してみてください!

新馬戦の生産者別成績は?

続いて、生産者別の新馬戦成績を確認してみましょう。

最近の競馬界は社台グループ(ノーザンファーム・社台ファームなど)が席巻しているイメージが強いですが、新馬戦ではどうでしょうか?

名前出走数1着2着3着勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率平均人気平均着順人気中央値着順中央値
1ノーザンファーム1,62329724418918.3%33.3%45.0%82.1%82.1%3.75.034
2社台ファーム9701051198710.8%23.1%32.1%110.6%89.6%5.86.355
3社台コーポレー...29634393911.5%24.7%37.8%78.1%83.8%5.25.945
4ダーレー・ジャ...19722152111.2%18.8%29.4%110.1%78.8%6.66.466
5下河辺牧場19821231410.6%22.2%29.3%85.0%79.4%5.86.355
6三嶋牧場2001921189.5%20.0%29.0%111.7%84.9%5.76.356
7ノースヒルズ15518121811.6%19.4%31.0%96.8%67.6%5.66.356
8レイクヴィラフ...1021481113.7%21.6%32.4%72.4%57.4%4.85.545
9追分ファーム1681313167.7%15.5%25.0%28.6%52.3%5.76.857
10ビッグレッドフ...222139145.9%9.9%16.2%89.7%86.6%8.37.497

※期間内で30回以上出走させた生産者を対象

出走数や1着数は、ノーザンファーム社台ファームが他を大きく離してのワンツー。

特にノーザンファームは、勝率(18.3%)連対率(33.3%)複勝率(45%)いずれも非常に高い成績を残しています。
人気している分回収率は80%そこそこですが、やはり新馬戦からきっちり仕上げてくることが分かりますね。

その他にも、ノーザンファームを抑えて複勝率TOP(46.7%)の飛野牧場をはじめ、個人系の生産牧場の活躍も目立ちます。

新馬戦の性別成績は?

新馬戦で「小柄な牝馬なので仕上がりが早い」という厩舎コメントをよく目にする気がしますが、性別馬体重でも傾向があるのでしょうか?

ということで、まずは性別ごとの新馬戦の成績を確認してみましょう。

性別出走数1着2着3着勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率平均人気平均着順人気中央値着順中央値
牡馬75496466275898.6%16.9%24.7%76.8%73.7%7.17.277
牝馬70024794985336.8%14.0%21.6%76.7%71.3%7.87.677
セン馬871431.1%5.7%9.2%2.1%61.4%9.59.31010

若干ですが牡馬の方が成績が良さそうですね。
(本題からは逸れますが、新馬戦からセン馬の馬の成績はなかなか厳しい...)

では、逆に新馬戦以外だとどうなるのかをみてみます。

性別出走数1着2着3着勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率平均人気平均着順人気中央値着順中央値
牡馬884167287702670338.2%16.2%24.1%72.3%74.4%7.27.377
牝馬683474356451545086.4%13.0%19.6%68.4%70.5%8.18.088
セン馬87914945805805.6%12.2%18.8%72.4%77.7%8.47.988

新馬戦以外でも牡馬が優勢な傾向は変わりませんが、2つの表を見比べてみると、新馬戦の方が牡馬と牝馬の差が小さいことが分かります。

結論として、新馬戦では(でも)若干牡馬優勢だが、牝馬だけの比較では新馬は走りやすい傾向にあると言えそうです。

(またまた本題からは逸れますが、新馬戦以外だとセン馬の成績が良くなるのが面白いですね...どこかで深掘りしてみたいです)

新馬戦の馬体重別成績は?

続いて馬体重別の成績を確認してみます。

馬体重(kg)出走数1着2着3着勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率平均人気平均着順人気中央値着順中央値
400未満29057111.7%4.1%7.9%57.9%68.1%10.59.3109
400-4198984537595.0%9.1%15.7%81.4%62.4%9.08.198
420-43922091301651545.9%13.4%20.3%63.9%71.2%8.37.787
440-45934192312642676.8%14.5%22.3%72.7%71.5%7.77.477
460-47935013082972738.8%17.3%25.1%96.1%79.7%7.17.277
480-49925142242182208.9%17.6%26.3%65.0%72.6%6.67.167
500-51911901239310210.3%18.2%26.7%75.1%68.6%6.17.056
520以上6176048399.7%17.5%23.8%77.8%64.2%6.77.667

新馬戦だと「大型馬なので叩いてから〜」という厩舎コメントがよくみられますが、それでも基本的には馬体重が重い馬の成績が良いことが分かります。

性別と同様に、新馬戦以外の馬体重データも確認してみましょう。

馬体重(kg)出走数1着2着3着勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率平均人気平均着順人気中央値着順中央値
400未満14351933481.3%3.6%7.0%26.9%42.1%11.210.41211
400-41956222022242873.6%7.6%12.7%62.3%65.5%9.79.0109
420-43916765872101511025.2%11.3%17.8%57.7%71.5%8.58.288
440-459316452016226222476.4%13.5%20.6%68.9%71.3%7.97.787
460-479423223159320531657.5%15.0%22.5%72.1%74.0%7.67.577
480-499364933075285828678.4%16.3%24.1%76.0%74.8%7.27.477
500-519213361894174416388.9%17.1%24.7%75.1%74.4%7.07.377
520以上99369007807679.1%16.9%24.6%74.4%75.7%7.07.567

全体の傾向として、競馬はそもそも馬体重が重い馬の方が有利なのは明白ですね。

一方で、2つの表を比較してみると、馬体重が軽い馬(420kg未満)に限れば、新馬戦の方が若干成績が良い傾向にあることが分かります。

よく言われる「馬体重が軽い馬は仕上がりが早く新馬戦で走りやすい」という定説は、データからも裏付けられそうですね。

まとめ

新馬戦の傾向を様々な角度から分析しました。

  • 新馬戦は意外と堅い:配当中央値は新馬戦以外のレースより低く、思ったほど荒れない
  • 注目騎手:津村騎手・鮫島駿騎手
  • 注目調教師:堀調教師
  • 注目生産者:ノーザンファーム
  • 注目血統:グレーターロンドン産駒
  • 性別:牡馬の方が若干有利だが、牝馬は新馬戦で仕上がりが早い
  • 馬体重: 重い方が有利だが、軽い馬(特に420kg未満)は新馬戦で仕上がりが早い

予想に役立てていただければ幸いです!


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ダイチ

ダイチ

競馬とサウナが好きな27歳🐴
好きな馬はグランアレグリア。菱田Jを応援しています!
一口馬主はじめました✌️

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